最近流行りの睡眠本についての一流なまとめ+雑巾掛け睡眠法
みなさん、こんにちは
アナキンです。
久々のブログ更新です。
今回は今までと趣向を変えて、最近読んだ睡眠本についての解説をします。
twitterで睡眠本紹介したらやたらとfavついたので、調子に乗ってブログで紹介してみます。
最近は睡眠をテーマに扱った書籍がブームとなっています。
本屋さんに行くと、平積みされている本の中に睡眠をテーマにした本を見かけない日はありません。
現代人は仕事や遊びや勉強で睡眠をしっかり取れない状況にあると思います。
これから紹介する本すべてで言及されていますが、日本人の平均睡眠時間は世界平均から見ても低いようです。
眠らない民族、日本人。
最近のブームを見ていると、眠りに問題や不満を抱える層がかなりの数いることが伺えます。
日経新聞でも睡眠本についての言及がありました。
2017年6月10日(土曜日)33面「活字の海で」より
写真
また、NHKでも睡眠をテーマにした番組が放映されます。
6月18日のNHKスペシャルのテーマは睡眠です。
アナキンの主な情報源は日経新聞とNHKと本屋とネットなのですが、そのほぼすべてのチャネルを通して、睡眠というキーワードが増えているのがわかる。
世間でも注目を浴びている睡眠ですが、今回以下の4冊の睡眠本についてレビューします。
最後におまけですが、4冊の睡眠本では言及されていないけど、僕が昔からやっている安眠手法を1つ披露します。(たぶん効果ある)
1 一流の睡眠
2 なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか?
3 スタンフォード式最高の睡眠
4 SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術
では順に紹介しましょう。
1 一流の睡眠
私は肩書きがギラギラネチョネチョして学校ばっかり行っている著者が嫌いなので、マイナス5ポイントです。
冒頭から、予見した通りに自分のキラキラした仕事内容を上から目線で語るのもマイナスです。
興味がないです。
それと本の題名に「一流」と銘打っているのもマイナス。だいたい「一流」の◯◯とか安直な名前つける、その姿勢が気に入りません。
著者の経歴と本の題名から、内容はあまり期待できないかなと思っていましたが、肝心の中身について紹介しましょう。
肝心の内容ですが、特段解説したい内容はありません。
唯一この本の内容で褒めれるところがあるとすれば、睡眠ログを取ることの重要性ですね。
それ以外はだいたいの人なら常識的に知っている内容だと思います。
著者の高邁な仕事内容を知りたい方は、読む価値あり。
ただ、睡眠を今後改善していきたいと考えていて、今まで特段睡眠環境を改善しようとしてこなかった人には少しか役に立つかもしれません。
スト値2 (本の評価はスト値と呼ばれる数字で評価します。1〜10まであり10が最高です)
一応リンク貼っときますけど、買わなくていいです。
2 なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか?
著者は布団屋さん。
著者の経歴から自社の布団を全面にだす内容になるかと期待していたが、その期待をいい意味で裏切る内容。布団の話が出てこない笑
本のタイトルにNGワードが含まれているのでマイナスです。
この本でも睡眠ログを取ることの重要性が語られています。
また、寝室の温度を最適に保て、との指摘は面白かったです。
イライラする記述はそこまでなかったので、まあまあ読める。
スト値3.5
睡眠改善の入門にはいいかもしれません。
3 スタンフォード式最高の睡眠
ようやく人様におすすめできる本です。
スタンフォード大学は著者によると睡眠研究のメッカだそうです(知らんけど)。
著者(西田精治さん)の経歴は医師なのですが、さっきの著者みたくMBAに手を出したり余計な学校に行ってたりせず、しっかり研究をなされているように思えたのはプラスポイント。
この本の特徴は最初の睡眠90分の質を重視するところ、それと体内の深部体温の変化に着目しているところです。
この本によると最初の睡眠90分の良し悪しで、睡眠の質が変化するのだそうです。
それとこの本で初めて知った内容は、体内の深部体温についてです。
人間は深部体温が高くなったところから下がると、眠気が発生するそうなのです。
この原理を知っていれば、寝る前1〜2時間前に入浴してから、体温が下がり始めたところで眠るのが最適なタイミングだとわかります。
入浴してすぐにベットへ入っても、なかなか寝付けない理由がわかりました。
この2点だけでも満足でしたが、そのほかの細かい睡眠テクも前述の2冊の本より豊富です。
スト値6
これは買ってもいいです。
4 SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術
著者はショーン・スティーブン氏、アメリカ人。
15歳のときに腰の骨を折り、20歳で椎間板変性症と診断されるが、様々な試行錯誤を経て病気を完治させる。
個人や企業向けの健康アドバイザーを行う。
このタイプの経歴は、睡眠の専門家というよりは健康法マニアタイプに分類されそうな方です。
みなさんに馴染みが深い方だと、「シリコンバレー式最強の食事」の著書デイヴ・アスプリーさんタイプです。
健康法マニアタイプは、自身が試した健康法を様々な症例や論文などで解説していきます。
様々な症例や論文で解説してくれるので、エビデンス重視な方も読みやすいのではないかと思います。
中身もかなり濃いですね。
近年の健康法を色々と勉強していると、食事・運動・マインドフルネス・睡眠の4分野が密接につながっていることが見えてきます。
最近の健康に関する著書で、食事・運動・マインドフルネス・睡眠を取り上げない本はあまり見かけません。
この本は睡眠がテーマの本ですが、食事・運動・マインドフルネスの重要性もかなり詳しく解説しております。それぞれ食事・運動・マインドフルネスに関する記述も、メインテーマ並みの記述が割かれています。
単純に睡眠だけを取り上げず、睡眠や健康に影響を与える食事・運動・マインドフルネスにもきっちり言及している姿勢は高評価です。
そして、この本だけでしか取り上げていない睡眠テクも満載です。
寝室の環境、光、朝すべきこと、夜すべきこと、NGリスト、などなど。
一番びっくりしたのが、最終章の睡眠テクニック。
最終章の睡眠テクについては、健康法マニアの私も過去に1冊の本でしか拝見したことがなかったテクです。
私もすっかり忘れていたテクニックだったのですが、まさかここで再開するとは夢にも思わなかった笑
このテクニックは過去に初めて知ったときは実践しなかったのですが、今度やってみます。
知りたい人は本読んでね笑
スト値8 睡眠に関心がなくても健康法オタクはマストバイだね!
おまけ
最後に私の睡眠テクを1つ紹介します。
その名も「雑巾掛け睡眠法」!
これ、あまり人に教えたくないライフハックなのですが、部屋を掃除して床も雑巾掛けして、徹底的に塵や埃を除去すると睡眠の質が上がります。
おそらくですが、空気がきれいになるのでしょうね。
雑巾掛けするとわかりますが、掃除機だけでは埃は除去しきれません。
試しに掃除して、雑巾掛けしてみてください。
空気がすーーっとして、さわやかになります。
私はあの「すーーーー」っとした感じが好きで、たまに雑巾掛けを行うのですが、
その翌日の目覚めはかなりすっきりします。
最初は気づかなかったのですが、あるとき目覚めがいい日の前日に雑巾掛けや大掃除してることにふと気付きました。
このテクニックは巷ではそんなに言われていることではないので、エビデンスもくそもない、アナキンの個人的体感ですが、お掃除は有効です。
今回はこんな感じです。
また紹介したい本があったらブログ書きます。
ではまた。